◆元伊勢 籠神社

天照大神、海神などを祀り、丹後一の宮の格式を誇る神社。伊勢神社のふるさととして崇敬されています。神殿前には重要文化財に指定されている狛犬が座っています。
代々続く宮司家は現在82代、所蔵の「海部氏系図」は存在する系図としては最古で国宝に指定されています。 (当館から徒歩で約2分)
《元伊勢 神社籠公式サイト》

◆傘松公園

天橋立の松並木が海の上に「斜め一文字」に眺めることができ、天橋立を見下ろす絶景の展望所と自然公園「股のぞき」の名所でもあります。
「傘松公園」へは、一の宮・籠神社の上にある府中駅からリフトまたはケーブルカー(4分)で登ります。ここから「成相寺」に行くバスが出ています。
(当館から徒歩5分+ケーブルカーで約15分)

◆真名井神社

籠神社から離れた山裾の地に真名井原と呼ばれる場所があり、そこに奥宮の真名井神社が鎮座します。籠神社は元々この場所に鎮座していたのが、養老3年(719年)に現在地に遷ったといわれます。

真名井神社の主祭神は一転して豊受大神。最初から豊受大神がいた場所がここだとされています。それが雄略天皇22年(478年)に伊勢に遷され、それが現在の伊勢神宮外宮だといわれています。こちらも古代の神社史に深く関わる場所のようです。
また、祭神の豊受大神のまたの名を天御中主神・国常立尊・倉稲魂命(稲荷大神)ともいうそうで、こちらも重層的な神の歴史があったことを窺わせます。

最近ではパワースポットとして注目を浴びています。
(当館から徒歩で約15分)

成相寺

西国28番の札所として有名な「成相寺」、願い事が必ずかなう(成り相う)お寺としても知られています。
本堂の中には左甚五郎作と伝えられる「真向きの龍」、また悲しい伝説を持つ境内 の「撞かずの鐘」、「五重の塔」などが見所の一つです。(当館から車で約10分)
《成相寺公式サイト》

智恩寺

日本三文殊の一つ。本尊に文殊菩薩を祀り、今も智恵の文殊 さんとして近郊はもとより遠くからも多くの人の信仰を集めています。
1月10日の十日ゑびす、7月24日の文殊堂出船祭りには秘仏となっている文殊菩薩のお厨子が開扉され拝観する事が出来ます(当館から車で約20分)
《智恩寺公式サイト》

廻旋橋

船が通るたびに90度旋回する珍しい橋で、天橋立と文殊堂のある陸地をつなぐ橋です。
大正12年に手動でまわる廻旋橋ができましたが、橋の下を通る大型船舶が多くなり、昭和35年5月から電動式となりました。
多いときには日に50回ほど廻り、観光客の皆さんの目を楽しませています。
(当館から車で約20分)